【怪談】夜道で出会った不審者っぽいおじさんが振り返ったら…
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暗い夜道はただでさえ不気味で怖いのに、

]街灯に照らされて明らかに様子がおかしい人を見かけた日には、本当に恐怖心を感じます。

これは、私が実際に体験した恐怖体験です。

ちょうど夏から秋に変わる頃、日が暮れるとひんやりとした風が

秋を感じさせて何か羽織りたくなるような、そんな夜でした。

 

その日は、たまたま残業で遅くなってしまい、

独りで真っ暗な夜道を歩いていました。

人通りの少ない住宅街の街灯はぼんやりと揺れるだけで、

心細く足早に帰途を急いでいました。

 

と、遠くの方に誰かいるのが見えました。

視界に入った時はよく分かりませんでしたが、

少し近づくと、どうやら中年ぐらいのおじさんのようです。

 

私の先を歩くという事もなく、同じところに佇んでいます。

 

もしかして・・・不審者・・・?

変質者・・・?

 

私はそう思い、嫌な予感からか、鼓動が早くなってくるのを感じました。

 

もし、何か変な事をされたらどうしよう・・・

通り魔だったらどうしよう・・・

とにかく見ないように、一刻も早く通り過ぎよう・・・

 

それでも、全く無視してツカツカと通りすぎるわけにはいきませんでした。

やはり、動向が気になって、おそるおそる様子を見ながら近づくしかなかったのです。

 

今思えば道を交差点まで逆戻りしてから迂回し、

別のルートで帰れば良かったのですが、

この時はそんな事を考える余裕はありませんでした。

 

早く・・・

早く・・・

はやくはやく・・・

 

そう思って、なるべく気配を消して立ちすくむおじさんを通り過ぎようとしたその時です。

 

ぎゅるんっっ!!

 

突然、おじさんが物凄い勢いでこちらを振り返りました。

 

「ひっ・・・」

 

思わず声にならない叫びを漏らした私に向かって、

おじさんは何か訳の分からない事を叫びはじめました。

 

「重たくって動けない重たくって動けない重たくって

動けない重たくって動けないああああ足が抜けないよ

足が抜けない抜けない抜けない抜けない重い重い動けない足が

あああ抜けない抜けない抜けない抜けない・・・」

 

恐怖で足がすくみかけましたが、私は全速力でその場から家へ向かって駆けだしました。

 

すると、なんと背後から私のものではない足音が、同じく駆け足で響いてくるではないですか。

 

あのおじさんなの!?

いやだ・・・!

怖い・・・!

 

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い・・・

 

振り返って確かめる事などできませんでした。

私はただ必死に走って家に向かいました。

 

信号機が迫り、点滅しているのを見て、私は絶望しました。

 

間に合わない・・・っ!

 

しかし、信号機まで辿り着き、反射的に振り返ると、

そこにはあのおじさんはいませんでした。

 

気付けば周りには信号待ちの車や、徒歩で帰宅する途中のサラリーマンなど、

人で溢れていました。街灯も先ほどより明るく、私はここに来てようやくホッとしました。

 

ここから家まではあと少し。

もう大丈夫だ。

 

そう思い、信号が変わって一歩踏み出した私の目に、

おばあさんが躓いて転んでしまったのが見えました。

 

思わず駆け寄り「大丈夫ですか?」と声をかけ、身体を支えようとしたら・・・

 

「あ・・・足が抜けなくってねぇ・・・重たくって動けないのよ・・・」

と言い、ゆっくりこちらを向きました。

 

その顔は、あのおじさんの顔にそっくりだったのです。

 

おばあさんは私の足を掴もうと手を伸ばしてきましたが、

私はそれを振り払い、全速力で家に向かいました。

 

周りにいた他の人たちに、あのおばあさんが見えていたのか、

あのおじさんとおばあさんは本当に存在する人だったのか、

何か見てはいけないものを見てしまったのか、分かりません。

 

ただ、何を意味するのか分からない言葉と、

得体の知れない恐怖だけは、

それからいつまでも私の脳裏にこびりついて離れないのです。

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