【怪談】合宿先で肝試しをしたら霊感の強い子が「いる」と言いだして…
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大学のサークルで合宿に行った時の事です。

避暑地の高原にあるホテルに泊まり、

合宿するのですが、私たちは毎年雑木林で肝試しをしているんです。

普段はみんなでワイワイと楽しんで終わるのですが、

この年は新入生に霊感の強い子がいて、肝試しなんてするもんじゃない、と彼女だけが肝試しに消極的でした。

 

「本当に何かいたらどうするんです?」

と彼女は上級生たちに訴えていたが、

上級生は「毎年恒例だからさ」というひと言で片付けてしまいました。

 

彼女はため息をついていましたが、

そんなに言うなら勝手にやれば良いと諦めたようでした。

 

そして合宿で実際に肝試しをする段階になり、雑木林の方へと向かいました。

 

「幽霊よりも蚊の方がリアルに怖いわ・・・」

と言いながら虫よけスプレーをかけまくる女子部員や、

目当ての子とのカップリングを狙っている男子部員や、

ただ楽しくてテンションが上がっている新入部員など、

様々な人間模様が繰り広げられる中、

彼女だけが神妙な面持ちで雑木林の中を睨んでいました。

 

「ね、感じるの?何か・・・」

私がこっそり声をかけると、彼女は暫くじっと雑木林を見つめ、

「多分ね・・・」

と答えました。

 

「ここだとよく分からないけど、何かあるのは確かだと思う」

 

「それってヤバイ系?」

そう尋ねると

「ヤバイ系かどうかは分かんない・・・強烈な怨念とか憎悪は感じないけど・・・」

と言いながらも、若干不安そうに見えました。

 

肝試しは男女でカップリングを組んで手をつないで

雑木林を歩くというものでしたが、女子部員の方が多いため、女子同士のカップリングになるケースもありました。

 

くじ引きで決めるのですが、私はたまたま彼女とペアになったのです。

細工などはしていませんが、何かの偶然か、運命か、彼女と一緒になり、

少しの心強さと、少しの不安感をもって、肝試しに出発しました。

 

暫く雑木林の中を歩いていくと、彼女がピタッと足を止めました。

そしてルートとは反対側の方向を見つめて目を細めました。

 

「あっちだね」

 

そう呟き、ほう、と息をついて私に「良かったね」とひと言投げかけルートを進もうとしました。

 

「あっちって何?何かいるの?」

 

そう聞くと

 

「あっちの方にたまり場がある」

 

と答えました。

 

「たまり場?」

 

「霊のたまり場。なにかこのあたりで亡くなった人が大勢いたみたいで、

その霊がうじゃうじゃ。でも悪い気ではなさそうだから、まぁこっちから荒らしにいかなければ大丈夫でしょ」

 

そう言ってスタスタ歩いて行こうとした彼女。

しかし、また足を止めたのです。

 

そして先ほど彼女が見つめていた方を振り返って

「まさか・・・」と呟いてそちらへ走り出しました。

手を繋がれていた私も引きずられるようについていきましたが、

彼女が向かった先には、男女のペアがいたのです。

 

「今すぐここから離れてください!」

 

彼女はそう叫び、2人の手を取って猛然と引き返しました。

 

上級生だった2人ですが、なぜ彼女に見つかったのか、

何が起きたのか、混乱しているようでした。

 

「危うくあのあたりの霊に刺激を与えてしまうところでした。

お邪魔してしまい、すみませんでした」

 

そう言って彼女は頭を下げて踵を返しました。

どうやら上級生の2人は例のエリアに立ち入ってしまったようでした。

 

この一件ぐらいで、他には特に事件事故なく、肝試しは終わりました。

 

ただ、彼女は色々気になった事があったようで、帰ってから調べものをしていました。

そして分かった事がありました。

あの雑木林があったあたりは、昔大火事で沢山の方が亡くなったそうです。

今でも地縛霊としてあの雑木林の中をさまよっているのだとか。

 

「あの2人が立ち入った途端「気」が変わって狂暴化しかけた」と

彼女は言っていたので、間一髪のところ、救われたのかと思いました。

 

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