【怪談】自己満足のためにちょっと呪いをかけてやろうと思っただけなのに…
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軽いおふざけのつもりだった。
というか、自己満足のためだった。

嫌な事があった時に愚痴を聞いてもらうだけでスッキリするという、
それに似たようなもので、どこかに吐き出したかっただけだった。

それなのに、あんな事になるとは・・・。

これは私が実際にやってしまい、後悔してもしきれない「呪い」の話だ。

同じような過ちを犯してほしくないという切実な思いを込めて投稿する。

誰か憎いと思う相手がいても、あいつなんて不幸のどん底に落ちてしまえば良いと思う相手がいても、
軽はずみな気持ちで呪いに手を出してはいけないという戒めにしてほしい。

自らの醜い部分をさらけ出す事はとんでもなく恥ずかしい事だが、
私には当時どうしても気にくわない存在の知人がいた。
ただの妬み嫉みだ。本当に恥ずかしい。

知人の事をAと呼ぼう。Aは私よりも3歳ほど若く、私たちは同じ職場で働く同僚だった。
部署は違ったが、入社時期が近かったという事もあり、仲良くしていた。

Aは朗らかでよく笑う闊達な女性だった。

私は同じ女ながらAにちょっとした憧れのようなものを抱く事がしばしばあった。

入社時は、私もAも独り身で、彼氏もいなかった。

独り身同士よく飲みに行ったり、休日には遊びに行ったりもした。

そんなある日、私に彼ができた。
Aは心から祝福してくれたが、彼の話をすると少し顔を曇らせて「やめた方が良いんじゃない」と言い出した。

あまりのろけすぎても良くないと思い、軽い愚痴を漏らしていただけなのに本気で心配するような素振りを見せた。
彼は金遣いが荒く、私が金を貸す事がしばしばあった。貸した金は返ってこない事がほとんどだったが、
下手にねだられるとつい渡してしまっていた。それ以外はとても優しく良い人だったので、目をつぶっていた。

今思えば、そんな彼は交際相手としても結婚相手としてもありえないと分かるが、
当時盲目的になっていた私はAの忠告も聞かずに付き合い続けた。
そして、彼に逃げられた。女を作ったらしい。

泣きじゃくる私にAは「良かったと思う」と言った。

この一言が当時の私に突き刺さった。「この人はなんて冷たいんだろう」と、私はそう思った。

それから半年ほど経ち、今度はAから突然の結婚報告があった。

スピード婚だった。私は「そんな良く知らない相手と結婚して大丈夫か」と
しきりに心配したが、そのまま入籍してしまった。

そしてAは妊娠し、産休ではなく退職という形で会社を去る事になった。
Aが結婚してから1年半ほど経った頃だった。
旦那とはすこぶる上手くいっていたようで、幸せそうな様子だった。

私はこの時、単純にAを妬んだ。

私の方が先に幸せになれると思ったのに、
Aに先を越されてしまった事が無性に腹立たしかった。

なんでAが、どうして私じゃなくてAが・・・という感情が吹き出し、
嫉妬心からAを憎むようになった。

このやり場のない感情を、私は「呪い」にぶつける事にした。
昔何かで読んだ呪いをAに試してみようと思ってしまったのだ。

Aなんて不幸になってしまえば良い、その時は本気でそう思った。

そして、私はAに呪いをかけた。本を読み、やり方を見よう見真似で模倣し、
Aに見立てた人形に釘を打って燃やした。その時、Aが不幸になるように、
という大まかな希望だけでなく、かなり具体的に呪いの願望を念じた。

それだけで、良かった。

それで幾分か気分がすっきりした。

終わった後には、「私、何やってんだろ」という虚無感に襲われたし「くだらない」とも思った。

しかし、それから2ヶ月後に会社の上司から「Aさん、赤ちゃんダメだったって・・・」と聞かされ、私は青ざめた。

そんな、まさか、私が呪ったからなんてそんな事は関係ないはず・・・
そう思った。

その時は、忘れよう、私は関係ない、そう思ってやり過ごしたが、
暫く経ってAの方から食事に誘われた。

話を聞くと、それまで順調な経過だったのに、
ある晩突然容態が悪くなり、病院に救急搬送されたそうだ。

そして、そのまま流産し、母体もかなり危険な状態だったらしい。

Aは助かったものの、後遺症として子どもが産めなくなってしまったという。

Aは最後に「あの晩、私、病院に運び込まれて意識不明の中、
ずっと『熱い、熱い・・・』ってうわ言を言っていたらしいの・・・」と言った。

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