【怪談】リストラが原因で離婚して自ら命を絶ったサラリーマンの無念
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リストラされた事がきっかけで転落の一途をたどるという悲しい話は何度か耳にする事があります。
自らの命を絶ってしまうというケースも少なくありません。

これは、私の会社で、私の上司の身に起こった心霊体験です。

この上司、私は正直言って嫌いでした。

いつも偉そうにふんぞり返り、上から目線で部下たちを動かし、
そのくせ自分の能力は決して高くなく、ミスは部下や後輩になすりつける、
という典型的なパワハラ型の上司でした。

この上司の元で働く部下たちの中に、ちょっと気弱な中年がいたのですが、
それがこのお話の主人公です。私よりも後輩なのですが、私
よりも歳を取っていて、中途採用で入社したものの、
一体何が評価されて中途で入ったんだ、というぐらい仕事ができませんでした。

これは人事のミスでしかない、と思っていたのですが、とにかく生真面目だった彼は、
その愚直なまでに真面目に仕事に取り組む姿勢が評価されたのかもしれない、と思いました。

人間としては決して悪くなく、むしろ愛されるキャラクターでした。

ただ、仕事の覚えが遅く、どちらかというと不器用だったため、
仕事ができるようにはなかなかなりませんでした。

彼は、当然のように上司の餌食となりました。

上司のミスをなすりつけられるのは決まって彼でした。

私たちは可能な限りフォローしたのですが、どこまで上に届いていたか分かりません。

次第に彼は会社の中での評価がかなり低いところまで落ちてしまいました。

そうなりますと、このご時世ですから、リストラの対象になってしまうわけです。
彼は、リストラされました。

人事部から通告があり、何悶着かあったようですが、彼は会社を辞めていきました。

上司がある事ない事吹き込んだからだ、などという噂は立ちましたが、
次第にそのような噂も落ち着き、彼のいない日常が普通になっていきました。

ところが、ある日出社すると、上司が何か神妙な顔をしているのです。

その時不幸にも上司の直属の部下となっていた私は、
上司から「つかぬ事聞くけど、君は、その、霊とか、といういうものは信じるか?」と聞かれたのです。

「霊、ですか・・・」

私が歯切れの悪い返答をすると、上司は深刻な顔をこちらに向けて
「信じられないかもしれないが、昨日、出たんだよ」と言い出しました。

「出た、と言いますと・・・」

そう聞き返すと、上司は、リストラしたあの彼の霊が出たと言い出しました。

夢枕に出たのか、それとも実際に見てしまったのか、
その記憶は曖昧だと言っていましたが、確かにあの彼がよれよれのスーツ姿で現れ、
上司に恨み節をぶつけてきたというのです。

上司の話によると、リストラされた原因は上司が自身のミスを全て彼に押し付けた事が、
事情を知らない人事部の上層部の耳に入り、あろう事か上司に真偽のほどを確かめる打診があり、
そこで人の命運がかかっているというのに上司が彼のせいだと主張した事らしく、
その事について泣きながら訴えられたというのです。

さらに、リストラされたせいで妻には愛想を尽かされて、妻は子どもを連れて家を出ていってしまった、
しかも貯金を全て持って逃げられた、というのです。

生きる希望を無くした自分は首をくくるしかなかった。

化けて出てやると固く決意して命を絶った。

そしてようやくあなたのもとに来ることができた。

と、彼の霊はそう告げたそうです。

「信じる信じないは君次第だ。だけどあれは恐ろしかった・・・」

上司はそう言って身震いしました。

恐怖体験を語る上司は、必死に語るあまり自分の落ち度に気付いていないようでした。

我々がいる場所が人事部の目の前だという事に。

しかも、我々のすぐ近くを人事部長が通りかかり、
私の目配せにより、立ち止まり上司が話す事を全て聞いていたという事に。

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