【怪談】長くて艶のある黒髪が抜けてしまう恐怖と闘った霊
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私にはちょっとした霊感がありました。

過去形を使ったのは、大人になるにつれ、
だんだんと弱まってきてしまい、
今ではほとんど感じられないからです。

でも、大学生の頃に心霊体験というか、
当時付き合っていた彼氏の家に出た事があり、
その時の体験談を投稿します。

たまに彼氏の家に遊びに行き、料理して二人で一緒に食べたりしていたのですが、
ある日、洗面所に長い髪が落ちているのを見つけました。

私はショートカットなので、私のものではありません。

私は一瞬彼氏の浮気を疑いました。彼にそれとなくカマをかけてみると、
彼は固まってしまいました。

それは「バレた・・・!」という動揺から来るものではなく、
恐怖心から来るものでした。

彼は、自分の家には私以外の女性を入れた事が無いし、
髪の長い男子学生の知人もいないと言うのです。

そして、幽霊か何かのものではないかと本気で怯えていたのです。

私は霊感体質だったものの、この時は特に何も感じませんでした。

だからこそ、彼の異常なまでの怯えっぷりが演技かもしれない、と
疑ったのですが、この時はモヤモヤした気持ちを抱えたまま自分の家に帰りました。

私を見送る彼の不安そうな顔が印象的だったのを覚えています。

後日、彼の家を再び訪れた時、今度は浴室から長い髪が出てきました。
しかも、排水溝からゴッソリと。

この出方は異常だ・・・
と思った瞬間、感じるものがありました。

久々の感覚でした。

あ、何かいる

そう感じたのです。

私にとって霊は肉眼で見るものではなく、
気配で感じて気で対話する存在でした。

幼い頃は同世代の子どもの霊とよくお喋りして
両親に怪訝な顔をされたものでした。

私は目を閉じて意識を集中させました。

すると、すすり泣きのような女性の微かな声が私の意識の中に流れ込んできました。

どうして・・・

どうして抜けるの・・・

私の髪・・・

どうして・・・

声は、そう呟いていました。

私は更に意識を集中して、私の声をどうにか相手に届けられないか試みてみました。

しかし、残念ながらそれは上手くいかず、
一方的に彼女の声を聞き取る事しかできませんでした。

ただ、声だけではなく、どうしようもない恐れと
不安と強いストレスを感じたのは覚えています。

何か、そうですね、強大な力に、
抗えず逆らえない力に怯えているような、そんな感情でした。

ここからは想像ですが、彼の家に憑いていた女性は、
何か心的ストレスを抱えていて、
脱毛症になってしまったのではないでしょうか。

その後、何が原因で命を落としたのかは分かりません。

自ら絶ったのか、誰かの手にかかったか、それとも病や事故などによるものか、
しかし若すぎる霊でしたので、何らかの不本意な理由で命に幕を閉じたのでしょう。

そして、自分の美しい髪が抜けていってしまうという
辛かった時の思念が強烈にこの家にこびりついてしまったのでしょう。

信じてもらえるかどうか分かりませんでしたが、私はこの話を彼に全て伝えました。
私が霊感体質だという事も話していなかったので彼は驚いていましたが、

何よりも彼自身に髪の長い女性を招き入れた記憶が無かった事が
彼を納得させるには十分すぎる説得材料になりました。

特に悪さをしそうな雰囲気ではなかったものの、彼があまりにも怯えるので、
家を出た方が良いと進言し、彼はその後引っ越しました。

そしてそれ以降はおかしな事は起きていないとあっけらかんと笑っていました。

ただ、私はどうしても気になるのです。
彼の家にあった髪は、手に取る事ができた紛れもない本物の人間の髪でした。

今まで色々な思念や残像を幻として目にしてきた私ですが、
果たして強い思念だけで「本物」をこの世に残す、

あるいは「本物」を出現させるなんて事はできるのでしょうか・・・
謎は深まるばかりです。

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