【怪談】独り暮らしのアパートにやってくる真夜中の訪問者
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これは、私の実体験ですが、未だに本当に起きた事なのか、
それとも私の夢だったのか妄想だったのか分かりません。

上京し、独り暮らしを始めて間もない頃でした。
地元の大学を卒業し、そのまま地元で就職しようと思っていたのですが、
就職活動がなかなか上手くいかず、東京の知人の会社に転がり込んだ、
という経緯で上京する事になりました。

東京は家賃が物凄く高いため、家賃が安い物件を血眼になって探しましたが、
紹介してもらえる物件はどれも事故物件ばかり。
私自身には霊感の類はありませんでしたが、
好き好んで事故物件に住むほどの心の余裕はありませんでした。

何かあった物件は事前に告知する事が、
不動産屋には義務付けられているはずでしたので、何も言われない物件なら、
まあ大丈夫だろうという事で、
私は事故物件ではない物件の中で最も安かったアパートを借りる事にしました。

安さの理由は風呂無しで間取りが細長いという変わった造りだった事、
そして最寄り駅まで徒歩23分という微妙な立地でした。
都内で家賃を抑えるためには何かしら我慢しなくてはならないという事を痛感しました。

逆に、安い理由がしっかり分かっているだけに、
事故物件かもしれないという不安はありませんでした。

暮らし始めて暫く経つと、住めば都とは言ったもので、
次第に不便な我が家でもストレス無く過ごせるようになってきました。

そう、あの晩までは・・・

寝苦しい夏の夜でした。
何度寝返りを打っても熟睡できずに、
浅い眠りを繰り返していた私の耳に、小さなノックの音が聞こえてきたのです。

コン、コン

最初は2回か3回、控えめにノックするだけでした。

こんな非常識な時間に誰だろう・・・
そう思いながらも、身体を起こして覗き穴から廊下を見てみると、誰もいません。

気のせいだったかな・・・

そう思い、再び横になると、今度はもう少し大きな音で

コンコンコン

と続けてノックする音が聞こえました。

廊下を見てみても、やはり誰もいません。

一体何の音なんだろう・・・

どうも自分の家のドアを叩くノック音ではなく、
何か外から聞こえてくる音がノックのように聞こえてしまっているだけらしい、
という結論に達した私は、小さなノック音が鳴っても特に反応せず、そのまま横になっていました。

すると・・・

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン

と、とんでもない音量でドアを乱れ打ちする音が降り注いできたのです。

度肝を抜かして飛び起きても、ノックの音は止みません。
ドアがビリビリとわなないていました。

一体何なんだ、何のいらずらだ、私はひとつの考察をしました。
きっと誰かがいたずらでノックしていたに違いない。
そして自分が穴から廊下を覗く前に隠れたに違いない。
何度やっても何の反応も無いから業を煮やしてこんな狂ったマネをしているに違いない。

そう考察した私は、玄関の方へ向かいました。
このドアを開けて、向こう側にいる馬鹿にひと言言ってやろうと思ったのです。

ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン

ドアはまだわなないていました。

こんなに激しく叩かれたら壊れる、と思いながらドアの穴から廊下を覗き込んでみると、
そこには血まみれの女が複数、私の部屋のドアに群がって一心不乱に
叩きまくっている姿が見て取れました。

魚眼レンズの容量でよく見えませんでしたが、悪意を持った女達が
わんさか群がっているという事はハッキリと分かりました。しかも、血まみれで。

私は急に怖くなり、ドアから部屋の隅まで飛んでいき、布団を被ってガタガタと震えました。
暫く経つと朝陽が昇ってきて、それと共に音はピタッと止みました。

事故物件ではないと思っていたのに、こんな経験をしてしまったら、
出ないわけにはいきません。私はすぐに次の家を探して、
この家を出ていきました。

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