【怪談】大好きな親友からのプレゼントは可愛らしいフランス人形だった
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これは、私が小学生の時に経験した、それこそ洒落にならない怖い話です。

 

当時、私にはとても仲の良い友達がいました。Aちゃんとしておきましょう。

Aちゃんと私は、周りの大人たちから姉妹みたいね、と言われるぐらいいつも一緒にいて、よくお揃いの洋服を着たり、お揃いの髪型をしたりしていました。

 

そんなAちゃんが、私の誕生日に可愛らしい人形をプレゼントしてくれました。

金髪の巻き毛に、青い瞳。ほんのりピンクのほっぺたに、赤く小さな唇。

フリルやレースがたっぷりとほどこされた人形は、一瞬で私を虜にしました。

 

私はAちゃんに抱き着いてお礼を言って、人形を抱きしめました。

 

それから私はAちゃんと離れている時も、プレゼントしてもらったフランス人形と一緒にいれば、いつでもAちゃんと一緒にいられるような気がして、肌身離さず持ち歩いて大切にしていました。

 

その人形は背中にねじがついていて、よく巻いて手を離すとオルゴールの音楽が鳴る仕組みでした。

曲名は分かりませんでしたが、オルゴールの澄んだ音色に耳を傾けていると、

不思議と心地良い気持ちになりました。

 

Aちゃんは、人形をプレゼントしてくれた時から、

私にしばしば「ね、あの人形、どう?」と聞いてくるようになりました。

私はいつも「もちろん大切にしてるよ!今日もオルゴール聞いてから登校したんだ」と

明るく答えていました。

私の答えを聞いて、Aちゃんは時々不可解な表情を見せる事がありました。

笑い返してくれる時もあれば、眉をしかめる時もあり、

それから足元を見つめて何か考え事をしているような表情をする事もありました。

 

「どうかした?」と私が聞いても「ううん、なんでもない」と言うばかりです。

 

そんな日々が続き、半年ほど経った頃でしょうか。

人形のオルゴールが上手く回らなくなってしまいました。

何か、ねじが人形の中で引っかかって回らず、音楽も止まってしまうようなのです。

 

父に見てもらうと「こりゃ中を見てみないと分からんな」と冷たい答え。

 

大切な人形を解体してお腹の中を見るなんて、私にはとてもとてもできない事でした。

 

でも、どうしてもオルゴールが引っかかってしまうのが気になり、私はこっそり人形の手術をする事にしたのです。

大切な人形の中身を、たとえ父や母であっても他人に見られるなんて、なんだかとても恥ずかしいような気がして、私だけでこっそり中身を見て原因を突き止めて、すぐに戻してあげようと思ったのです。

 

そして私は意を決して人形の糸をほどいていきました。

中には綿が詰まっていましたが、何か変なものが見えます。

 

綿をより分けてよく見てみた私は凍り付きました。

人形のお腹から出てきたものは、小さな藁人形に五寸釘が刺さったものだったのです。

「ヒッ・・・!」

声にならない叫びを上げて、私はわなわなと震えながら藁人形を放り投げました。

一体どうして・・・

Aちゃんはこれを知ってて、あんなに人形について聞いてきたの・・・?

様々な疑惑が頭を駆け巡ります。

この藁人形に引っかかってねじが上手く回らなかったという事は分かりましたが、

そんな事よりも、可愛らしい人形の中に

こんなにもおぞましいものが隠されていたという事に、私は恐れ戦きました。

 

次の日、浮かない顔で学校へ行くと、Aちゃんはそそくさと私の元へ駆け寄ってきて、

挨拶もそこそこに「ね、あの人形、どう?」と聞いてきました。

 

私は見てしまったものを全て言ってやろうと思い、

Aちゃんを睨みつけようと振り返りました。

が、私は口をつぐみました。

そこにあったAちゃんの顔には、まるでフランス人形のように、

何を考えているのか分からない薄ら笑いが浮かんでいたからです。

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